子供のわきが対策!私と夫からの遺伝でワキガ体質の娘の場合
わきっぴー(私)と夫からの遺伝で、娘もワキガ・・・
私(重度のワキガ体質)と夫(軽度のワキガ体質)から生まれた娘は、私たち親の遺伝によりワキガ体質です。
母であるわきっぴーは、小学生の時からニオイがきつく多汗もあった重度のワキガ体質でした。20代で剪除法をし、現在私のワキガは中度レベルだと思っています。(毎日のデオドラントが必須)
夫について、私はワキガ体質だと思った事はなかったのですが、耳垢がしめってべったりだったのは知っていました。試しにワキガの検査キットで確認してみたらワキガ体質だったという。。。ただ、ワキガ独特の臭いは感じません。加齢臭は30歳くらいからありましたが(;´∀`)
娘は11歳からワキガ臭が出るようになりました。私に比べると、汗の量は少なく臭いもそこまできつくないかな?という程度でしたが、14歳になったあたりから臭いが徐々に強くなってきました。
私自身、思春期の頃は自分のワキガ臭が気になって学校の休み時間ごとにトイレにこもり、デオドラントをシューシュー吹きかけていたので、中学生の娘の学校生活が非常に気になります。
娘の1番の問題は学生服と体操服
学校指定のポリエステル混のYシャツやブレザー、ブレザーにワキガ臭がつくんですよね。
ワキガ体質にとって制服はやっかい。。特にブレザーやジャンパースカートの脇の部分に臭いが毎日ついてしまいます(-_-;)
体操服もポリエステルが入っているので、効き目の弱いデオドラントだと約1時間の授業の後、臭います。
コットン100%の下着を着て、汗ワキパットをつければ臭い移りがかなり違ってくるのですが、娘が嫌がって着てくれません。
体育の時間や部活の朝練で走った後、制服に着替える時に他人に見られるのが嫌なようです。確かに、下着や汗ワキパッドが見えたら、周囲の人になんで?って思われるかもしれません。
私が中学校〜高校の時は、帰宅後、制服のワキ部分に石鹸をつけて毎日洗っていましたが、娘の制服も同様に手洗いしていました。
面倒だし制服に微妙に臭いが残る事もあるし大変だったのですが、次のわきが対策を初めてからは、とても楽に過ごせています!
子供のわきが対策(我が家編)
我が家のワキガ対策は次の4つです。
@殺菌力が高いが、低刺激なワキガクリームを使用
ワキガ対策で最も大切な事は、デオドラント選び!
娘と私が現在、使っているのは次の条件を満たしているものです。
- ワキガの原因菌「コリネバクテリウム」の殺菌力が高い
- 汗を止める力が強い
- 皮脂臭を抑える
- 肌を必要以上に乾燥させない
ワキガの原因というと発生源のアポクリン腺が有名ですよね。アポクリン腺の除去をして臭いを減らしていきます。私もアポクリン腺の除去しています。
ただ、アポクリン腺を減らしてもワキガ臭が強い人と弱い人がいるんですよね。その理由が、コリネバクテリウムという、ワキガ体質の人に多い菌です。
ワキガの人は、お風呂あがりでも脇がべたべたする事があると思いますが、あのべたつきはコリネバクテリウムによるものです。アポクリン腺があってもコリネバクテリウムが少ないと、臭いも少ないようです。
ワキガ臭の原因となるコリネバクテリウムを殺菌するデオドラントはいくつもありますが、アルコールを使って肌を乾燥させるものも多く、そうするとかえって皮脂が出過ぎて臭いの原因になります。
私がよく経験したのですが、清涼感の強いデオドラントを塗ると、使用した瞬間は良いのですが、あとでじわっとした臭いを伴う汗が出てくるんですよね。かえって臭いがきつくなるので、学校生活では1時間ごとにデオドラントを使うという悪循環でした。
このじわっとした嫌な汗を防ぐには、殺菌力がありながらも肌を乾燥させないデオドラントを使うと効果的です。
こちらが、コリネバクテリウムを殺菌しつつも肌に優しいデオドラントの「クリアネオ」です。
一時的に臭いを防ぐというよりも、肌の乾燥を防ぐため、じとっとした臭いを伴う嫌な汗をかきにくくなったと感じています。
さらに、強い流水をあてつづけても流れ落ちないほど密着力があるため、長時間の持続効果があります。
実業団のスポーツ選手も使っているらしく、娘もクリアネオをワキにぬるとポリエステル混の体操着が臭いません。
クリアネオが優れていると感じている点は、消臭効果もそうですが、だんだんワキガ臭自体が発生しにくくなったように感じる事です。肌が保湿され嫌な汗をかきづらくなったからかもしれません。
A制服など衣類につくワキガ臭に消臭スプレーを使用
ワキガ臭は、自分から出ている臭いより洋服についた時の方が、数倍きついですよね(><)
特にポリエステルやナイロン、アクリルなど化学繊維の服を着ると臭いひどくなるので、極力避けるようにしています。
でも、学校指定の制服はどうしても避けられません。なのでブレザーやベストなどの毎日ワキがあたる部分は手洗いをしていたのですが、ワキガ用の消臭スプレー「ヌーラビオ」を使用したら、手洗いが不要になりました。
消臭スプレーというと、雑菌臭や加齢臭を防ぐものがほとんどですが、ヌーラビオはワキガに対応した消臭スプレーです。
臭いの元である菌を殺菌するのではなく、菌に「繁殖したらマズイ」と思わせるような化学的なしくみだそう。ただ、自分の身体から出るワキガ臭を抑えるのではなく、ワキガ臭を衣類につけないので、デオドラントは必要です。
しかし、びっくりするくらい、洋服にワキガ臭がつかないので、洗濯が本当に楽になりました。
娘の制服にも使えますが、私はここ数年ひどくなってきた自分のすそわきが対策に、パンツ(ズボン)の股部分にしゅっとしています。帰宅後手洗いで股部分を洗っていたのが、これも不要に!
抗菌効果が72時間と長いので、娘の修学旅行時にもシャツにあらかじめスプレーしてもたせていく予定です。
ブレザーやベスト部分のワキガ臭に苦労して毎日手洗い等をしている方がいたら、ぜひ1度試しに使ってみて頂きたい消臭スプレーです。
Bワキガ石鹸も使い始めた
ワキガ用の石鹸は、もともとそこまでワキガ臭がしないと思っていた娘が、お風呂上りに洗っても臭いがとれないと言い出すようになり、使い始めました。
私は思春期の頃から重度のワキガだったせいか、「石鹸なんかでワキガが良くなるはずがない」という思いこみがあり、石鹸やボディソープを使おうとした事がなかったのですが・・・
娘と一緒にワキガ用の石鹸を使ってみると、お風呂上りに感じていたワキガ特有のべたつきを感じなくなりびっくり!
お風呂上りにワキをこすった娘が臭わなくなったといっているので、ワキガ軽度の方であれば、デオドラントを使わなくても石鹸だけのケアだけで大丈夫かもしれません。
私自身は、40歳を超えてからすそわきがの方が気になるようになり、陰部周辺をしっかり洗っても、べたべたしていたのですがそれがなくなりました。
翌日、出かける時は下着をいつも替えてからでかけていたのが、下着に臭いがつきにくくなり、替える必要がなくなっています。
ワキガ対策としては、デオドラントや消臭スプレーと比較すると効果が軽いものですが、夜洗いたてのパジャマを着て寝ると、翌朝にはパジャマが臭っている、という場合は試してみる価値があると思います。
C抗酸化力の高い食品を積極的にとる
私は、抗酸化力の高いサプリメントをとり、ワキガの臭いケアをする事があります。(参考:ワキガのサプリメント)
しかしまだ中学生の娘にサプリメントをとらせるわけにはいかないので、極力、以下の食品を毎日の食卓に並べるようにしています。
- トマト、りんご(抗酸化力が高い。簡単に食べられる)
- 納豆(腸内環境を整え消臭効果があるといわれている)
- めかぶ(ぬるぬるした海藻類は消臭効果が高い)
これらの食材がダイレクトにワキガ臭を抑えるわけではないのですが、ワキガ臭が強くなるのを抑える効果を期待できます。
ワキガはアポクリン汗腺が活性化させる事、コリネバクテリウム菌が多い事が原因ですが、他に皮脂臭が強いとワキガ臭も強くなってしまうんですよね。
この皮脂臭は、肉類、油っこいもの、糖質を多くとる事や、またストレスにより身体が酸性に傾き、臭いが強くなります。
といっても、子供はハンバーグやカレーなど体臭が強くなる食べ物好きですよね。娘も大好きで、好きな物を厳しく制限するのは可哀想です。
だから特に食事制限はしないで、1日のどこかで上記の食材を取り入れるようにしています。
抗酸化力の高い食品は身体が酸性に傾くのを防ぎ、皮脂臭を抑えます。
また血液をさらさらにし、腸にたまった余分なものを排出しやすい上記の食材は、ワキガの他、頭皮臭や口臭に悩む人にも良いそう。
私の妹もやはりワキガ体質で、毎日納豆を食べる習慣があったのですが、納豆でお腹がはるようになり、食べるのをやめたらワキガ臭が強くなってしまったようだ、と言っていました。
大豆も抗酸化力が高く、ワキガを始め加齢臭など体臭に悩む人が積極的にとりたい食品です。
お腹がはると食べ続けるのは難しいですが、問題なく食べられるのであれば、少しでも臭いを減らすためにおすすめしたい食材です。
我が家の子供のわきが対策グッズまとめ
![]() クリアネオの口コミ>> |
![]() ヌーラビオの口コミ>> |
![]() ワキガにおすすめ石鹸>> |

子供のわきがは、自分の事よりもつらいですよね。
娘の現在の生活や将来の事を心配して、つい口出ししたくもなるし、でも言いすぎるとそれがトラウマになって娘が傷つくかもしれないし、親としても匙加減が難しいと思っています。
ただ、友達との生活で娘がなるべく気兼ねしなくて済むよう、親としてはできるだけの事はしようと思っています。お子様のワキガに悩む皆さんの参考になれば幸いです。